カゴ落ち対策ツール16選!サイト・フォーム改善から離脱後の対策まで網羅

カゴ落ち対策ツール16選!サイト・フォーム改善から離脱後の対策まで網羅

ECサイトでは、多くのユーザーが商品をカートに入れてくれるものの、気づけば購入手続きの途中で離れてしまうことがあります。いわゆる「カゴ落ち」です。入力の負担や作業の中断といった、ほんの些細なきっかけでも起こりやすく、どのサイトでも身近に見られる現象といえます。

本記事では、こうしたカゴ落ちに落ち着いて向き合うための16の対策ツールを、離脱前離脱後のタイミングごとに紹介します。サイトやフォームの使いやすさを整える方法から、メールやSMSなどで自然にフォローする手段まで、それぞれがどのような課題に応えるものなのかを分かりやすく整理しました。

カゴ落ちが生まれる理由を段階ごとに理解し、自社のどこに課題があり、その解決にどのような種類のツールが向いているのかを把握できるでしょう。

カゴ落ち対策を実施するタイミング

カゴ落ちは「いつ離脱が起きたか」によって原因が異なり、適した対策も変わります。そのため、まずはユーザーが購入フローのどの段階で止まってしまっているのかを把握することが大切です

ここでは、離脱が起こりやすいポイントを“離脱する前離脱した後”の2つに分け、それぞれのタイミングで考えられる課題を整理します。

サイト・カート画面から離脱する前

購入手続きを始める前の段階、いわゆる「これから情報を入力しよう」というタイミングで離脱が起こる場合は、主に“使いづらさ”や“わかりにくさ”が原因になります。ここでは3つの原因をそれぞれ紹介します。

①入力項目が多すぎる 住所や氏名といった最低限の情報に加えて、利用目的やアンケート項目など、購入に直接関係しない内容まで求められるとユーザーにとっての手間が増え、購入のハードルが上がってしまいます。

②金額や配送料が分かりづらい カート投入後に送料が加算される仕組みだったり、最終画面にならないと合計金額が見えなかったりすると、 “思っていたより高い” という印象を与えてしまい、購入をためらうきっかけになってしまいます。

③スマートフォンでの操作性が低い / ページ遷移が多い 入力ミスや手間が増えるなど、操作のストレスが積み重なることでユーザーが途中で諦めてしまうこともあります。

こうしたポイントを押さえておくことで、購入を始める前のどこに負担が生まれているのかが見えやすくなり、事前に取り組むべき改善や、適した対策の方向性がつかみやすくなるでしょう。

サイト・カート画面から離脱した後

ユーザーが一度購入に向けて動き出したものの、途中でカートから離れてしまった場合は、「購入意欲はあるのに行動が止まってしまった」状態といえます。こちらも3つの原因をそれぞれ紹介します。

①単純に買い忘れてしまう 商品をカートに入れたものの、他の作業が入ったり時間が空いてしまっりすることで、そのまま忘れてしまうケースは少なくありません。

②離脱後のフォローができていない メールやSMS、電話番号などの再案内する連絡手段を取得できていないと、カート放置に気づいてもらう機会を作れず、ユーザーを呼び戻すことが難しくなります。

③再訪時に条件(在庫変動や価格変更、配送日数の遅延など)が変わっている 購入再開の妨げになります。状況が変わったことに気づいたユーザーは、安心して手続きを続けられず、そのまま離脱してしまう可能性があります。

これらの課題を理解しておくことで、離脱後にユーザーの行動が止まる理由を把握しやすくなり、どのような手段でフォローすれば再開につながるかを判断しやすくなるでしょう。

“離脱前”にカゴ落ち対策するツールのタイプ

購入手続きに入る前にユーザーが離脱してしまう場合は、サイトそのものの使いやすさや、入力フォームの負担が大きく影響しています。ここで紹介する2つのタイプは、いずれも「ユーザーが購入の一歩目を踏み出しやすい環境づくり」に役立つものです。

まずは、離脱前の課題に対してどのようなアプローチが取れるのかを整理していきましょう。

Webサイトを改善するタイプ

このタイプは、サイト全体の導線や使いやすさに関わる課題を改善し、ユーザーがスムーズに購入フローへ進めるようにすることを目的としたツール群です。特に、サイト内の顧客行動データを取得し、ユーザーの動きを分析できる点が特長です。どのページで迷っているのか、どの要素がクリックされていないのか、どのタイミングで離脱が増えるのかといった、ユーザーが実際に感じている“使いにくさ”を可視化できます。

こうしたデータを手がかりに、ポップアップの出し方を調整したり、導線を短縮したり、情報の見せ方を変えたりと、改善の打ち手を具体化しやすくなるのが大きな強みです。また、ユーザーが求めている情報に自然とたどり着けるようになるため、購入前の不安や迷いを取り除く効果も期待できます。

このように、Webサイト改善タイプは「どこが使いづらいのか」を把握したうえで、ユーザーが迷わずに購入まで進める環境を整えるためのアプローチといえるでしょう。

入力フォームを改善するタイプ

入力フォームを改善するタイプは、いわゆるEFO(エントリーフォーム最適化)と呼ばれる領域のツールです。フォームは購入完了に直結する重要なポイントですが、住所入力やオプション選択など、細かな入力が続くことでユーザーにとって負担が大きくなりがちです。そのため、フォームのストレスを減らすことは「離脱前対策」の中でも特に効果の出やすい取り組みとされています。

EFOツールでは、入力の途中で起きやすいミスをリアルタイムで知らせたり、住所の自動補完や郵便番号検索をスムーズにしたりと、ユーザーが感じる小さな手間をできるだけ軽減する仕組みが用意されています。また、フォーム途中で迷いやすい箇所や離脱しやすいステップを可視化することで、実際にどこを改善すべきかも把握しやすくなります。

入力がスムーズに進むようになることで、購入の第一歩に対する心理的な負担が減り、結果として離脱の抑制につながるのがこのタイプの特長です。ユーザーが「これなら続けられそう」と感じる入力体験をつくることが、フォーム改善における重要なポイントといえるでしょう。

”離脱後”にカゴ落ち対策するツールのタイプ

購入手続きを始めたあとで離脱が起きる場合は、「購入するつもりはあったのに続けられなかった」という状態が多く見られます。ここで紹介する5つのタイプは、一度離れたユーザーに自然に思い出してもらい、購入を再開しやすくするためのアプローチです。

それぞれがどのような場面で活用できるのかを整理しながら見ていきましょう。

メールでアプローチするタイプ

メールを使ったアプローチは、最も一般的な“カゴ落ち後のフォロー施策”です。ユーザーが入力したメールアドレス宛に、カートに商品が残っていることを知らせるリマインドメールを送付し、再訪を促します。特に、商品情報や割引情報を丁寧に伝えられるメリットがあり、検討途中のユーザーに思い出してもらいやすい点が強みです。

ただし、メールは他の通知と一緒に埋もれてしまいやすく、すぐに気づいてもらえない場合もあります。そのため、メールの件名や送付タイミングを工夫することで、ユーザーが自然に再アクセスしやすい状況を作ることが重要になります。

SMSでアプローチするタイプ

SMSは、メールよりも目に留まりやすく、短いメッセージで素早くカート放置を知らせられる点が魅力です。スマートフォンを使うユーザーが多いECサイトでは、特に高い反応が期待できます。文字数は限られますが、要点がコンパクトに伝わるため、ユーザーがすぐに「購入の続きができる」と気づける点が強みです。

また、SMSは通知として表示されやすいため、メールよりも開封される可能性が高い傾向があります。「短く、確実に届けたい」場面で活用しやすい手段といえるでしょう。

電話でアプローチするタイプ

電話でのアプローチは、メールやSMSに比べ、ユーザーとの距離がより近い手段です。特に、Web上での申し込みに不安を感じやすいユーザーや、入力作業に慣れていないユーザーに効果的です。オペレーターやAI音声応答を通じて、疑問点を解消したり、そのまま注文に進めたりと、サポートしながら購入につなげることができます。

また、離脱理由のヒアリングが行えるため、ユーザーのつまずきポイントが分かりやすいという利点もあります。入力が難しい、手続きが煩雑に感じるといった課題に対して、電話は「手続き自体をサポートする」役割を果たします。

チャット機能でアプローチするタイプ

チャット機能によるアプローチは、ユーザーにとって“気軽に質問できる環境”を作ることができる点が特長です。特に、購入途中で疑問や不安が生じると離脱につながりやすいため、その場で悩みを解消できるチャットは、離脱後だけでなく離脱直前にも効きやすい手段です。

チャットボットが自動で案内する仕組みも多く、簡単な問い合わせには即時対応が可能です。より複雑な質問にはオペレーターにつなぐ形式もあり、ユーザーが安心して手続きを再開できる環境づくりに役立ちます。

ポップアップでアプローチするタイプ

ポップアップは、ユーザーがサイトを離れようとしている“まさにその瞬間”に表示されるため、離脱の直前・直後どちらにもアプローチしやすい手段です。割引情報や購入で得られるメリットなどを伝えることで、ユーザーが再検討するきっかけをつくれます。

離脱前にも使われる手法ですが、「一度離れたあとに再訪したユーザー」に対して、適切なタイミングで案内を表示することで、気持ちを取り戻しやすくする効果があります。

“離脱前”にカゴ落ち対策するツール8選

ユーザーが購入手続きを始める前に離脱してしまうケースでは、サイトの使いづらさや、入力フォームにおける負担が大きく影響しています。こうした「最初の一歩」で生まれるつまずきは、気づかないうちに発生していることも多く、事業者にとって把握しづらい領域といえます。

ここでは、離脱前の課題に対してアプローチできる8つのツールを紹介します。

  • Sprocket
  • Repro
  • フリップデスク
  • KARTE
  • フォームアシスト
  • BOTCHAN EFO
  • Gyro-n EFO
  • EFO CUBE

いずれも、Webサイト全体の体験を整えるタイプと、入力フォームを最適化するEFOタイプのいずれかに当てはまります。購入を検討し始めたユーザーがストレスなく進めるよう、どのような改善が可能なのかを知ることで、自社の課題に合った方向性を検討しやすくなるでしょう。

Sprocket

https://www.sprocket.bz/

Sprocketは、Webサイト上でユーザーがどのように行動しているかを細かく把握し、離脱の要因となるポイントを見える化できる改善ツールです。ページごとの動きや滞在状況を分析し、「どこで迷いやすいのか」「何が購入の妨げになっているのか」を掘り下げながら、適切な案内やポップアップをユーザーごとに出し分けることができます。

サイト全体の改善に加えてアプリにも対応しているため、複数チャネルで統一した体験を整えたい場合にも活用しやすいサービスといえます。

項目内容
対応領域Webサイトを改善するタイプ
料金要問い合わせ
ツールの特長行動データ分析/導線最適化/ポップアップ出し分け/アプリ対応
向いているケースサイト全体の課題を把握したい/改善施策を伴走支援してほしい

Repro

https://repro.io/

Reproは、ユーザーの行動データをもとに“どこで迷いが生じているのか”を把握し、適切なタイミングで案内を届けられるWebサイト改善ツールです。ページ内の動きやクリック状況を可視化することで、離脱につながりやすい箇所を特定し、ポップアップやチャットを通してWeb接客を実現します。複雑なカスタマイズも視覚的に設定できるため、専門知識がなくても改善施策を組み立てやすく、サイト全体の体験づくりを丁寧に進めたい企業に向いています。

項目内容
対応領域Webサイトを改善するタイプ
料金要問い合わせ
ツールの特長行動分析/Web接客/ユーザーごとの出し分け設計
向いているケース離脱ポイントを詳細に把握したい/購入前の迷いを可視化したい

フリップデスク

https://flipdesklp.jp/

フリップデスクは、ユーザーが離脱する直前ではなく、訪問のタイミングに合わせて最適な案内を表示できるWeb接客ツールです。行動データをもとに、よくある質問や特集ページの案内などを柔軟に出し分けることで、購入までの流れを自然に形づくるアプローチが可能です。

離脱直前に強く引き止めるのではなく、サイトを見始めた段階でスムーズな導線を作りたい場合に適しており、訪問目的に応じたコミュニケーションを実現できます。

項目内容
対応領域Webサイトを改善するタイプ
料金50,000円 /月(初期費用:50,000円)
ツールの特長訪問タイミングでのポップアップ表示/レコメンド出し分け/導線形成に強い
向いているケースサイト訪問時点でユーザーを迷わせたくない/自然な案内で購入まで導きたい

KARTE

https://karte.io/

KARTEは、ユーザー一人ひとりの行動を細かく把握し、その状況に合わせて適切なコミュニケーションを設計できるツールです。Webサイト全体の体験最適化に加えて、入力フォームまわりの改善にも対応できる点が大きな特長です。「送料無料までの差分金額表示」など、購入を後押しする案内を適切なタイミングで提示でき、迷いの解消や入力負担の軽減につなげられます。

サイト全体とフォームの両面から離脱前の課題に向き合いたい場合に活用しやすいサービスです。

項目内容
対応領域Webサイトを改善するタイプ /入力フォームを改善するタイプ(EFO)
料金要問い合わせ
ツールの特長行動データ分析/パーソナライズ表示/フォーム改善機能も搭載
向いているケースサイト全体の体験を整えたい/フォーム改善も同時に進めたい

フォームアシスト

https://efo.showcase-tv.com/formassist

フォームアシストは、入力フォームのUI・UXを改善することで、離脱を減らすためのEFOツールです。住所の郵便番号検索やリアルタイムのエラーメッセージ表示、入力内容に応じたガイドなど、ユーザーの負担を軽減する仕組みが充実しています。ABテスト機能も備わっているためユーザーの反応を確認しながらPDCAサイクルを回すことができ、初めてEFOに取り組む企業でも導入しやすいサービスです。

項目内容
対応領域入力フォームを改善するタイプ(EFO)
料金要問い合わせ
ツールの特長自動補完/エラー通知/入力ガイド/ABテスト機能
向いているケース基本的なEFOをしっかり導入したい/ABテストでPDCAを回しながら改善したい

BOTCHAN EFO

https://botchan.chat/product/efo-premium

BOTCHAN EFOは、一問一答の会話形式でフォーム内容の入力を進められる“チャット型EFO”ツールです。従来のフォーム画面とは異なり、質問に答えるような流れで必要な情報を入力できるため、フォーム入力が苦手なユーザーでも負担を感じにくい点が特長です。

入力ミスの防止や案内の自動提示など、離脱につながりやすい小さなつまずきを軽減し、購入手続きをスムーズに進める環境を整えることができます。

項目内容
対応領域入力フォームを改善するタイプ(EFO)
料金要問い合わせ
ツールの特長チャット形式で入力案内/入力ストレスの軽減/専属CSが伴走
向いているケース入力ストレスを軽減したい/会話型で自然にフォーム入力を進めたい

Gyro-n EFO

https://www.gyro-n.com/efo/

Gyro-n EFOは、導入しやすい構成とシンプルな機能が特長のEFOツールです。フォーム入力時に発生しがちなエラーやつまずきを防ぐための基本的な入力補助機能が揃っており、初めてEFOに取り組む企業でも扱いやすい点が魅力です。

ログ解析機能により、課題箇所を特定・可視化できるため、フォーム全体の改善につなげるきっかけづくりにも役立ちます。

項目内容
対応領域入力フォームを改善するタイプ(EFO)
料金15,000円~/月
ツールの特長基本的なEFO機能が揃う/課題箇所を可視化できる/あらゆるカスタマイズに対応
向いているケースまず基礎的な改善を進めたい/将来的には自社のサイトに沿ってカスタマイズしたい

EFO CUBE

https://www.efo-cube.info/

EFO CUBEは、入力フォームにおける離脱を抑えるための補助機能を幅広く備えたEFOツールです。住所自動入力やエラー表示、入力内容に応じたガイドなど、ユーザーが負担を感じやすい場面を丁寧にサポートします。

フォーム内でのユーザーのエラーや離脱箇所を特定できるため、改善箇所を把握しやすく、フォーム全体の見直しを行いたい場合にも適しています。

項目内容
対応領域入力フォームを改善するタイプ(EFO)
料金50,000円/月 (5フォーム)
ツールの特長入力補助が充実/エラー・離脱箇所の可視化/導入〜アフターサポートまでが充実
向いているケースフォーム全体を丁寧に改善したい/複数の離脱要因に対応したい

“離脱後”にカゴ落ち対策するツール8選

購入手続きを進めていたユーザーが途中で離れてしまう「カゴ落ち」は、購入意欲そのものが低下したとは限りません。多くの場合は、ちょっとした中断や気づかない操作ミス、条件の再確認など、購入の続きができなかっただけというケースが大半を占めています。

こうした“あと一歩”の状態にいるユーザーへ適切にアプローチできれば、購入再開につながる可能性は十分にあります。

ここでは、そのような離脱後の課題に対してアプローチできる8つのツールを紹介します。

  • RecV
  • Cuenote FC
  • リバコン
  • CART RECOVERY®
  • GENIEE ENGAGE
  • SaleCycle
  • DMMチャットブーストCV
  • Popchat

アプローチ手段は、メール・SMS・電話・チャット・ポップアップなどさまざまです。ユーザーにとって自然な形で「続きをしよう」と思い出してもらうために、どのような仕組みを活用できるのかを確認しながら、自社の状況に合った選択肢を検討してみてください。

RecV

https://services.starx.co.jp/lp/recv/

RecVは、メール・SMS・電話を活用することによりカゴ落ちユーザーを呼び戻す“離脱後特化”のサービスです。それぞれのチャネルで得られた顧客の反応や行動データをきちんと統合・分析するマルチチャネル対応により復帰CV数を最大化します。

また、AI受電からの注文受付にも対応しており、ユーザーはWebサイトに戻らずとも注文を完了できます。複数のチャネルを横断してアプローチできるため、反応率が高まりやすい点も魅力です。

項目内容
対応領域メール/SMS/電話(AI受電・アウトバウンド)
料金成果報酬(目標CPAに沿って見積)
ツールの特長AI受電からの注文受付/マルチチャネル情報の一元管理/ヒートマップで状況を可視化
向いているケースカゴ落ち後のユーザーを確実に呼び戻したい/サイト復帰なしで注文完了まで導きたい

Cuenote FC

https://www.cuenote.jp/fc/

Cuenote FCは、メール配信に特化したカゴ落ち対策サービスです。高速かつ確実にメールを届ける仕組みを備えており、大量配信にも強い配信エンジンが搭載されています。

離脱後ユーザーへ「カートに商品が残っています」というリマインドメールを自動送信でき、購買の続きに自然と戻ってもらいやすい環境を整えます。

メルマガ配信基盤としても利用できるため、日頃からメールを軸にコミュニケーションを行いたい企業とも相性が良いサービスです。

項目内容
対応領域メール
料金初期費用:30,000円〜+5,000円〜/月
ツールの特長大量メール配信に強い/高い到達率/一人ひとりに合ったステップメール配信
向いているケースメール中心でユーザーをフォローしたい/大量配信を安定運用したい

リバコン

https://revercon.net/

リバコンは、メールとSMSの2つのチャネルを使って離脱後のユーザーへリマインドを行うカゴ落ち対策サービスです。ユーザーの連絡先情報に応じて最適な手段で案内を届けられるため、見落としなくフォローできる点が強みです。

送信内容はシンプルで分かりやすく、メッセージを受け取ったユーザーがすぐに「購入の続きをしよう」と判断しやすい設計になっています。メールとSMSの両方を活用したい企業にとってバランスの良い選択肢といえるでしょう。

項目内容
対応領域メール/SMS
料金完全成果報酬型
ツールの特長メール+SMSの両輪でフォロー可能/最大3回のステップ配信
向いているケース検討角度の高い質の良いユーザーを集客したい/メールとSMSを併用して確実に気づいてもらいたい

CART RECOVERY®

https://www.submit.ne.jp/cartrecovery

CART RECOVERY®は、メールを使って離脱後のユーザーに購入の続きを促すリカバリーサービスです。カートに商品が残っていることを知らせる「リクエストメール」を自動で送信できる仕組みを備えており、ユーザーが自然に“思い出す”きっかけを作れます。

また、広告経由でユーザーを呼び戻せる「カゴ落ち広告」という独自の仕組みもあり、メール未登録の新規ユーザーにもアプローチが可能です。新規・既存ユーザーの両方に対してハイブリッドに訴求ができるからこそ、効果的なアプローチができます。

項目内容
対応領域メール
料金初期費用:50,000円+39,000円/月
ツールの特長リクエストメールの自動送信/「カゴ落ち広告」による再訪施策/行動履歴に基づく商品とメッセージを自動生成した広告配信
向いているケースメールでしっかりフォローしたい/広告も併用して多角的に呼び戻したい

GENIEE ENGAGE

https://geniee.co.jp/engage/

GENIEE ENGAGEは、メールとSMSの2つのチャネルを活用して、離脱後のユーザーにリマインドを行えるサービスです。豊富な導入実績をもとにした各企業にとって最も効果の良い訴求を提案することで、効率的で効果の高いアプローチが可能です。

また、導入後の運用に必要なクリエイティブ作成や、配信時間・訴求内容に関するA/Bテストや、効果改善案の提案など継続的な支援を行います。

項目内容
対応領域メール/SMS
料金完全成果報酬型
ツールの特長メール+SMSの自動配信/配信条件の柔軟設定/A/Bテストの実施
向いているケース複数チャネルで確実にフォローしたい/専属で運用サポートをしてほしい

SaleCycle

https://salecycle.clovertech.jp/features/

SaleCycleは、メールとSMSを活用して離脱後のユーザーにアプローチできるリマーケティングサービスです。本来情報取得がまだできていないはずの新規ユーザーに対してもメールとSMSの送付ができることが特長です。

カゴ落ちユーザーへの施策だけでなく、リピート購入促進やクロスセル・アップセル施策機能も搭載されており、あらゆる観点での購入促進施策を行うことができます。

項目内容
対応領域メール/SMS
料金完全成果報酬型
ツールの特長メール+SMS自動配信/新規ユーザーへのアプローチ/カゴ落ち以外での購入促進
向いているケース新規ユーザーに対しても効率的的にアプローチがしたい/カゴ落ち以外の観点でも購入促進施策を実施したい

DMMチャットブーストCV

https://chatboost.dmm.com/cv/

DMMチャットブーストCVは、チャットを通じてカゴ落ちユーザーにアプローチし、購入再開を促すサービスです。ユーザーが抱えやすい疑問や不安を、その場で解消できるコミュニケーションを提供し、離脱後の“あと一押し”を自然に後押しします。

ユーザーが普段から使っているLINEを活用するため、ユーザーにとって返信・確認のハードルが低く、気軽に購入に戻れる点が魅力です。問い合わせと販促の距離を縮めたい企業にも活用しやすい仕組みです。

項目内容
対応領域チャット
料金完全成果報酬型
ツールの特長チャットで疑問を解消/LINEによる1to1コミュニケーション/未顧客にアプローチ
向いているケースユーザーにとって身近なツールでアプローチしたい/未顧客のニーズとインサイトの解像度を上げたい

Popchat

https://popchat-os.jp/

Popchatは、ポップアップとチャットの両方を活用して離脱後のユーザーにアプローチできるサービスです。豊富な支援実績をもとに、製品に適合したシナリオ設計及びPDCAを徹底し、改善にコミットします。

通常の売り感の強いポップアップではなく、診断やクイズなどのユーザー視点でのポップアップを表示することでユーザーの関心を惹きつけ、その後チャットを通じたWeb接客を行いながら購入に繋げることができます。

項目内容
対応領域ポップアップ/チャット
料金完全成果報酬型
ツールの特長ポップアップ+チャット両対応/製品に適合したシナリオ設計/チャットによるWeb接客
向いているケースユーザー視点でのポップアップを表示したい/チャットによるWeb接客を通じて自然と購入促進がしたい

カゴ落ち対策ならReCVがおすすめ

数あるカゴ落ち対策ツールの中でも、ReCVは「離脱後のユーザーをもう一度購入につなげる」ことに特化したサービスです。メールやSMSだけでなく、AI受電からの注文受付にも対応しており、Webサイトに戻らなくても注文を完了できる点は、他のサービスにはない大きな強みといえます。

また、ReCVはカゴ落ちの理由に合わせて最適なアプローチを組み合わせられる点も魅力です。「時間を置いて忘れてしまっている」「入力作業に不安がある」「支払い方法が分からない」といった状況に対し、SMSで短く知らせたり、電話で不安を解消したり、チャットで気軽に続きができたりと、ユーザーの状態に寄り添ったフォローが可能です。

さらに、成果に応じた料金体系(成功報酬型)で利用できるため、初めて離脱後対策に取り組むサービス事業者でも導入しやすく、費用面の不安を抑えながら運用を始められます。「離脱後のユーザーが戻ってこない」「フォローの手段が限られている」といった課題がある場合、ReCVは心強い選択肢になるでしょう。

⇨ReCVについて詳しく知りたい方はこちら

まとめ

カゴ落ちは、多くのECサイトで日常的に発生する課題ですが、その要因は「離脱する前」と「離脱した後」で大きく異なります。フォームへの入力の負担や情報の分かりづらさといった使い勝手の問題もあれば、思い出すきっかけがない、手続きを続ける自信が持てないといった心理的な要因が働くこともあります。だからこそ、それぞれの段階に合わせて適切な対策を選ぶことが重要です。

本記事では、離脱前に活用できる“サイト改善”や“EFO”のツールから、離脱後に効果的なメール・SMS・電話・チャットなどのアプローチまで、幅広い選択肢を紹介しました。どのツールも目的が異なり、解消できる課題もさまざまです。

ユーザーがどのような理由で手続きを止めてしまうのか、どこに負担が生じているのかを丁寧に捉えることで、必要な改善の方向性が見えやすくなります。自社の課題を的確に捉え、その解消に合った施策やツールを選んでいくことが、購入完了までの流れをスムーズに整えるための第一歩といえます。

株式会社ストークメディエーション

パーソナライズヘアカラーブランド『COLORIS(カラリス)』を展開し、定期通販サービスを提供している。 『COLORIS』では、WEB カウンセリングに基づいて、一万通りの処方から一人ひとりに最適な処方で、ヘアカラー&トリートメントをカスタマイズして販売。購入後もマイページ上で担当スタイリストが継続サポートを行う。 『COLORIS』は、宝島社の美容誌「&ROSY」2020年3月号の「編集部が選ぶベストコスメ」にて、ヘアケア部門で第1位を受賞。

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株式会社エイチームウェルネス

エイジングケア化粧品ブランド『lujo』などの開発・販売を行う。 『lujo』は、さまざまなテクノロジーを用いた成分や処方により、効果を実感できるエイジングケアを目指した、化粧品ブランド。化粧水や美容クリーム、リキッドファンデーションなどの製品を取りそろえる。 同社は、比較サイトや情報サイトなど、さまざまなウェブサービスの企画・開発・運営などを行う「株式会社エイチーム」のグループ会社である。

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株式会社オモヤ

「人×価値あるもの×テクノロジーで世界中を幸せにする」をミッションに掲げ、EC事業・広告制作事業を展開。4つのECブランドを運営し、体にまつわる女性の悩みやコンプレックスを解消するほか、生活習慣の改善やわんちゃんの健康をサポートする商品を提供している。

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